前回は、知育を意識するようになったきっかけや、日常の中で見られた子どもの成長についてお話ししました。
今回は、実際に家庭で取り入れていた遊びについてご紹介します。
日常生活の中にある物を活用した「手先を使う遊び」が中心でした。
特にはまっていたのは、洗濯ばさみを使った遊びや、新聞紙を丸めて行う玉入れです。
当時の私は育休中ということもあり、おもちゃを購入するよりも家庭で出来る事、「おうち知育」に力を入れていました。
洗濯ばさみ遊びでは、同じ色でグループ分け、繋げる、数を数える等一緒に楽しんでいました。指先の巧緻性(こうちせい)を育むだけでなく、色や形の認識、手と目の協応(※視覚と手の動きを連動させる力)にも自然と働きかけができていました。
また玉入れは、腕の運動だけでなく、「丸める」「投げる」「入れる」といった一連の動作を通して、小さな成功体験の積み重ねが、自信へと繋がりました。
どちらも、子ども自身が「やりたい」「楽しい」と感じながら、「もう一回!」と何度も自発的に取り組んでいました。
繰り返し、手先を使う遊びを取り入れていたことで2歳半でお箸を使ってご飯を食べる事に繋がったのだと思います。